チャレンジャー①夛田 健登さん
まず登場したのは、現役香川大学生の夛田 健登さん。
テーマは「新しい旅のプラットフォームサービスで世界に誇る瀬戸内の観光を活性化する!」
夛田さんは、自身の”世界一周旅”と”学生団体の代表”という2つの経験から学んだことを活かし、
瀬戸内の環境を最大限に活用した特別な旅のプラン「瀬戸内ディスカバリーホリデー」を考案しました。
ターゲットは大都市圏の大学生たちを中心に、日本全国からの誘客を目指します。
瀬戸内の島々での特別な体験や仲間と過ごす贅沢な時間、
そして瀬戸内の人々や新しい価値観など様々な出会いを通じて、
自分の未来を見つける旅プランを販売するビジネスモデルを発表しました。
夛田さんは将来このビジネスで起業し「香川・瀬戸内に行ったら人生が変わるよ!」
と全国の学生から言われるような場所にしたい、と語りました。
審査員からは「自分が学生だったら絶対に行きたい!羨ましい!」と素敵なコメントもいただきました。
チャレンジャー②久保 みどりさん
2人目のチャレンジャーは、はなはな*みかん代表の久保 みどりさんです。
テーマは「はないろキッズがのびのび成長できるよう、
子どものストレスを見える化&理解するシステムを開発したい!」
久保さんは、発達段階にグラデーションのある子どもたちを「はないろキッズ」と名づけて、
まだ支援の少ない領域の教育課題に挑戦しています。
今回は、子供たちのストレスを可視化するIoTデバイスとアプリの開発プロジェクトを提案しました。
経験や勘だけに頼った教育ではなく、データに基づく客観的な情報を活用することで、
子供たちの見えにくい個性や特性を理解しやすくなります。
またそれらの生理的状態と外部環境のデータ蓄積は「教育ビックデータ」となり、
医療関係者や教材開発企業、教育機関にとっては教育指針や教材開発の大きなヒントとなると語りました。
審査員からは「この課題は香川のみならず、日本中や世界中にも当てはまることで、
また子供たちだけでなく保護者のためにもなる。是非実現させてほしい。」とコメントがありました。
【Vol.3】に続く~