こんにちは!フロアマネージャーの砂田です。
今回は、Setouchi-i-Baseで初開催となった「かがわビジネスアイデアコンテストi-Con」の開催レポートをお届けします。
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かがわビジネスアイデアコンテストi-Conとは?
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あなたの中に眠る「“あったらいいな”をカタチにしたい」そんな思いや日常の中にあるちょっとしたひらめき。 i-Conは、そんな“ビジネスのタネ”を育て、具現化するためのビジネスアイデアコンテストです。
ビジネスモデルの完成度よりも、「発想を広げる」ことを大切にしています。 原体験に根ざした思いや、他人に語ることで気づいた視点が、誰かの共感や応援につながる—— そんな“ちょっと先の可能性”を一緒に探していきます。
https://setouchiibase.jp/pub/event/detail/4n0tm5hwxslu6c3o1a
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ビジコンらしくない予選会
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▲i-ConのロゴをデザインしたのはSetouchi-i-Baseの竹内コーディネーター
2025年7月26日、i-Conの予選会が開催され、13組の挑戦者が集まりました。
形式はポスターセッション。順番に発表を行ったあと、ポスターの前で質疑応答を実施しました。

▲ポスターの前でアイデアを発表する参加者
参加者たちは、それぞれ自分の原体験から生まれたアイデアを熱意をもって発表。
質疑応答タイムでは質問だけでなく、互いのアイデアへのフィードバックや応援の言葉も飛び交い、ライバルでありながら支え合う、温かい空気に包まれた予選会となりました。

▲発表者との距離も近く、和気あいあいとした雰囲気の質疑応答タイム

▲時折、参加者同士で盛り上がる様子も
今年度初開催のi-Con。私たち運営にとっても、新たな挑戦のはじまりでした。ビジネスコンテストとは思えないほど前向きで温かな雰囲気のなかで、「i-Conはきっと素敵なコンテストになる」とひそかに確信できた一日でした。
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採択者決定、そして本格的な挑戦がスタート
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予選会を経て、7組の採択者が選ばれました。 ひときわ強い思いをもつ9名の挑戦が、ここから本格的に始まります。 Setouchi-i-Baseのコーディネーター陣も、全力で伴走していきます。

▲7組の採択者たち
i-Conの特徴は、プログラムをアイデアの「発散期間」と「収束期間」に分けていること。
前半は、実現可能性よりも“アイデアをどんどん広げる”ことに集中します。
アイデアを育てる中で必ずぶつかる、「本当にできるの?」「お金はどうするの?」という壁。 普通ならそこでアイデアを小さくまとめるところを、I-Conではその壁を一旦横に置いて、積極的に人と話し、意見を聞きながらアイデアを広げることを大切にしています。
採択者たちは、Setouchi-i-Baseのコーディネーターだけでなく、利用者やスタッフなど多くの人と対話を重ね、考えを深めていきました。

▲犬を飼っている人にヒアリングする高崎さん(たびそふと)
また、今回のi-Conを支えてくださった特別講師・元レッドブル・ジャパン代表の内野正仁様によるメンタリングを通じ、日本屈指のマーケターから貴重な学びを得る機会にもなりました。

▲温かく、的確に新しい視点を投げかけてくださった、内野様

▲PM revolutionとのメンタリングの様子
そして後半の「収束期間」では、広がったアイデアを整理し、形にしていく段階へ。
自分たちのビジネスアイデアとして何を選び、どう実現させるのか。
コーディネーターによる3C分析やコスト設計、ストーリーテリング、伝わるデザイン資料の作り方などの講義を受けながら、採択者たちは最終発表に向けてアイデアとプレゼンテーションスキルを磨きました。
採択者7組のインタビュー記事はこちらからご覧いただけます。
https://note.com/setouchiibase/m/m774e52594487
後半へつづく