Day3
最終日はいよいよカタチになったアイデアを審査員に発表する日。
だからこそ、そろそろスライドの作成を・・・と思いきや、まだまだアイデアが出来上がっていないチームが
多数!
そこで登場するのが、ファシリテーター中本さんです。
アイデアを他人に話すことの価値を体感した参加者たちに、もう一歩アイデアを進めるためのコツを伝授してもらいました。
それは顧客インタビューです。
自分達のアイデアが、本当に人々に求められているのか。
それを確かめる最も簡単な手段であり、非常に有効な方法です。
3日目の昼食時間、いつもならランチを楽しむ人で埋まるSetouchi-i-Baseの飲食スペースから、参加者が消えました。笑
Setouchi-i-Baseは高松駅から徒歩1分の立地であり、また当日はビルの1階で日曜マルシェが開かれていたことから、幸いにもインタビューさせてもらえる人には困らなかったようです。
そして、気づけばもう夕方。
頭がオーバーヒートするほどアイデアと向き合い、仲間と白熱した議論を交わし続け、最後には外に飛び出してアイデアを磨き上げた参加者たち。
自分達の創りあげたアイデアを5分間のピッチに込めます。
いよいよ最後の発表です。
今回の審査員は、香川県で活躍されている経営者の方々にご協力をいただきました!
本当にありがとうございました!
<審査員の皆様(敬称略)>
・真鍋 康正(ことでんグループ 代表)
・真鍋 有紀子(富士建設株式会社代表取締役)
・松本 伸也(穴吹興産株式会社 執行役員)
4チーム全ての発表が終わりました。
そして、結果は・・・
チーム「犬」が優勝!!!!
幼い子供の興味関心が可視化されておらず、親が一方的に機会を提供することから生まれる家庭内の不協和音を、アバターを用いた学習支援アプリケーションを通して解決するアプリを提案しました。
実際にチームメンバーの中に中学生男子が加わっていたことから、彼の悩みを解決するサービスの昇華へと繋がりました。また親御さんへの顧客インタビューからアプリ設計まで行動も高く評価されました。
このチームは、中学生×大学生×公務員×フリーランスと全く異なるバックグラウンドの4人だったので、最初は「意見まとまるかなぁ、、、」と心配していたのですが、それぞれの得意不得意を補い合い、バラバラの視点を上手に活かし合いうことでアイデアが磨き上げられていきました。そのチームワークは本当に素晴らしかったです!
そして、最後は懇親会。
香川で活躍するフードコーディネーターにケータリングを依頼し、彩りが華やかで美味しいお食事を用意してもらいました。
ただ参加者は食べるのをそっちのけで、コーチやジャッジに向かってダッシュ!笑
自分達のアイデアに対するフィードバックや、ビジネスの考え方や経営者ならではの視点など、様々なアドバイスをもらっていました。
実際に活躍されている経営者の方とお話する機会は本当に貴重なものだと思います。参加者たちがその機会を熱心に、そしてどん欲に自分の学びに変えている姿を見た時「このイベントを企画してよかったー」と本当に嬉しかったです。
(めちゃくちゃ余談ですが、記念撮影のポーズはチーム「犬」の発案なのですが、
これ・・・絶対に猫よね。笑)
まとめ
こうしてSetouchi-i-Baseで初開催したスタートアップウィークエンド高松は無事に閉幕しました。
しかし、ここで終わりではありません。このイベントは、香川県のスタートアップコミュニティを盛り上げる、いわばスタートです。
今回の参加者から、本当に起業する人が何人いるかわかりませんが、Setouchi-i-Baseコーディネーターとして、しっかりと皆さんに寄り添い、想いの実現に向けて伴走していきたいと思います。
最近は香川でも起業を志す人が増えてきました。
また起業家精神や起業家の考え方は、会社員や学生でも日々の活動の中で非常に役に立つものだと思います。
今後もこういった機会をどんどん作っていき、香川のスタートアップコミュニティを盛り上げていきたいと思います。
このブログで興味を持っていただけた方は、是非また次回にご参加いただけると幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします!
以上!スタートアップウィークエンド高松の開催レポートでした!